おすすめ家具ブランド紹介【4】『マナトレーディング』海外ファブリックの宝庫

インテリアコーディネーターの山口恵実がおすすめする家具ブランド紹介コーナー。
今日は第4回目です。

家具ブランドではないですが、今回紹介するのは『マナトレーディング

インテリア関係者には周知の会社ですが、一般的には知らない方多いと思います。
私もインテリアコーディネーターになってから知りました。

マナトレーディングは、主に世界各国のハイエンドな『インテリアファブリック』を輸入販売している会社です。

「インテリアファブリック」とは?

インテリアで使われる「生地」「布」のことです。
「テキスタイル」とも呼ばれます。

マナトレーディング美しい生地

「ファブリック(生地)」はインテリアでとても重要です。

マナトレーディングの紹介をする前に、まず「生地」のこと、海外インテリアについてお話させていただきます。
(ちょっと前置き長いです)

 

「ファブリック(生地)」はインテリアのいろんなものに使われます。

カーテン
ソファや椅子の張地
クッション
ベッドカバー
カーペット
ランプシェード…等々

ぜひ家の中を見回してみてください。

布でできたもの、いろいろあるでしょう?

マナトレーディング美しい生地

マナトレーディングHPより:HARLEQUIN)

 

特にヨーロッパでは、
日本と比べ物にならないくらいに、インテリアに「ファブリック(生地)」をたくさん使います。
種類もデザインも豊富です。

なぜでしょう?
ちょっと歴史や文化の話。
***

ヨーロッパは冬が長くて寒いですよね。
家の素材は石やレンガ。
そのままだと殺風景で寒々しいし陰気臭い。


たくさんの「ファブリック(生地)」を使って家の中を温めよう、家を明るく彩ろう、
となったわけです。

特にイギリスでは早くから毛織物業が盛んで、18世紀からは綿工業も盛んになってきました(インドとの貿易により)生地を作るための原料も豊富でした。

窓辺には豊かなカーテンを
壁には明るい壁紙を
床には温かいラグを
ソファには色とりどりのクッションを

凝ったデザインの生地をたっぷり使うことが富の象徴。

昔のヨーロッパを舞台にした映画を見ると、貴族の家ってカーテンやクッションがものすごくゴージャス!
これでもかってぐらい盛り盛り。

そんな場面みたことありませんか?

マナトレーディング美しい生地

マナトレーディングHPより:William Morris)

 

日本にも昔から美しい生地「着物」がありますが、あくまで着るのがメイン。
ヨーロッパのようにインテリアでたくさんの生地を使うことがありませんでした。

木造りの家
畳と障子(カーテンは無し)
無駄をそぎ落とした茶室の美

日本とヨーロッパは歩んできた歴史や文化が全く違うわけです。

 

今でも日本では「木」で作られた椅子やベッドフレームがお店にたくさん並んでいます。
一方ヨーロッパは、全面「布張り」の椅子や「布張り」のベッドフレームを良く見かけます。

マナトレーディング美しい生地

マナトレーディングHPより:Nina Campbell)

ファブリック(生地)はヨーロッパの文化や伝統と切り離せない重要な存在。
インテリアに欠かせない、アイデンティティーのようなもの。

だからヨーロッパでは技術が磨かれて、ファブリックのデザイナー、メーカー、一流のブランドがたくさんあります。

毎年1月にドイツで開催される展示会『ハイムテキスタイル』では、世界中の生地や壁紙のブランドが集まって大規模な展示会をしています。
4日間で毎年8万人が来場する世界的な展示会です。

 

さてさて前置きが長くなりました。

そんなヨーロッパの美しい上質なファブリック(生地)を、日本に輸入して販売している会社が『マナトレーディング』です。

マナトレーディング美しい生地
マナトレーディングHPより:東京ショールーム)

ここでは他で観られないような、ヨーロッパ一流のファブリック(生地)がたくさんあります。
色鮮やか、繊細、大胆なデザイン。

気の遠くなるほど豊富な種類。

一日いても見きれませんし飽きません。

マナトレーディング美しい生地

ショールームに足を運ぶたびに、ヨーロッパのファブリック(生地)の伝統、奥深さを感じます。

お客様をショールームにお連れすることもありますが、皆さん「こんな場所があるんですね!こんなにたくさんきれいな生地があるなんて…見たことない」と感動されます。

 

(日本の「ミニマルな美」とは違う、「装飾の美」がヨーロッパのインテリアの魅力↓)マナトレーディング美しい生地ニナキャンベル
マナトレーディングHPより:Nina Campbell)

美しいインテリアは、美しいファブリックとともに。

日本の伝統・文化は素晴らしい誇らしいものです。
一方で現代の日本は、家の造りも生活も西洋化しています。
長い歴史と伝統を持つヨーロッパのインテリアから学べることはたくさんあります。

 

「この素敵な生地をいつかご提案してみたい」
「この生地でカーテンを創ってみたい」

マナトレーディングのショールームに足を運ぶ度に、私の夢も無限に広がります。

 

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最後に本のご紹介。
マナトレーディングの齋藤社長著。

【改訂新版】マナトレーディング インテリアファブリックの世界

マナトレーディングの歩み、インテリアに対する思いなど、業界に40年間以上いらっしゃる社長の思いが凝縮した一冊です。インテリアの仕事に従事している方向けの本かと思いますが、自分でビジネスをやっていて「ブランド作り」に悩んでいる方にも参考になると思います!

 

※ちなみにマナトレーディングと取引ができるのはプロユーザー(コーディネーター/デザイナー/建築家/施工会社/インテリアショップ等)です。
一般の方もショールームに行くことはできますが、いきなり行って「この布ください」と言っても買えませんのでご注意を!





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