日本画って何?岩絵具って何?~日本画の基礎をご紹介

今年の私のスローガンは「学ぶ&成長&アウトプット」
自己投資のための時間とお金を惜しまずに、より専門性を高め、高いレベルのアウトプットにつなげていきたい。
そんな年にしたいと思っています。

…という活動の一環として、先月京都造形芸術大学の冬の体験講座に参加してきました。

「自己投資のお金を惜しまない」とか言いながら、”無料”の体験講座に参加してきました~!!(笑)

2日間に渡り京都キャンパス、東京外苑キャンパスで様々な講座が開校されました。

建築デザイン、陶芸、洋画、日本画、写真など…。
もちろん入学を考えている方対象です。

私は外苑キャンパスの体験講座で『日本画』と『陶芸』を選択しました。

すごく興味あるんですよね。

今回は日本画コースで学んだことのご紹介です。

今日のブログは、絵を学んだことがある方、美術大学を出ているような方には当たり前すぎる内容かもしれません。

全く絵について知らない方、興味あるけど今まで知る機会がなかった方、そんな方向けの内容です!

 

日本画ってそもそも何ですか?

日本に昔からある伝統的な素材、すなわち墨、岩絵具、染料、にかわ(動物のタンパク質)、金箔等を使って描かれた作品のことを、一般的に「日本画」と呼びます。

日本画というと古めかしい作品を思い浮かべてしまうかもしれませんが、例えばこのような作品も日本画です↓日本画

麻布に岩絵具で描かれた透明感のある美しい作品です。

最近は日本画と洋画の境があまりなくなってきていますが、「日本の伝統的な素材と技法で描かれた作品」という理解でいればよいと思います。

 

 

日本画で良く聞く「岩絵具」って何ですか?

天然鉱物、すなわち石を砕いて作った『顔料』のことです。岩絵の具
↑ 写真の中央にあるのが、天然の鉱物。きれいですよね!
それらを砕いて粉状にしたものが顔料です。

 

顔料はサラサラの粉末。
この粉末をただ水に溶かしても絵は描けません。乾くと剥がれます。
岩絵の具

この粉末に『にかわ』という動物のタンパク質を混ぜることで、絵の具として描けるようになります。
『にかわ』が接着剤の役割を果たしているのです。

ちなみにざっくり言うと『にかわ』の代わりに『油』を混ぜたものが油絵です。

 

ジョン・トラボルタ主演の「THE FORGER(フォージャー) 天才贋作画家 最後のミッション」という映画があります。
トラボルタがモネの贋作(がんさく、マネした偽作品)を作成するために、キャンバスの前で息子と一緒に顔料に油を混ぜているシーンがあります。
トラボルタがごっつい腕で顔料と油を丁寧に混ぜている…このアンバランスな感じがすごく印象に残ってます。
気になる方はぜひご覧になってみてください。

 

顔料に『にかわ(透明な液体)』を加え指で溶きます。これが絵の具になります。

岩絵の具

 

体験講座では『たらしこみ』という技法を使って、見本をもとに描きました。
描いたのは”けしの花”
岩絵の具

 

下手っぴですみません。こんな感じ。岩絵の具

 

『砂子(すなご)振り』という技法も教わりました。
金箔や銀箔を粉末状にしたものを、茶こしのようなものに入れて、散らして装飾する技法です。

岩絵の具

 

この網から金箔が出てきます。岩絵の具

ケーキに粉砂糖をかける要領で金箔を散らします。

岩絵の具

銀箔は変色しやすいため、銀色を表現するには”アルミ箔”を使うことが多いとのこと。

 

日本画のすごく基本的な部分を短時間で学んだだけですが、とても勉強になりました。

岩絵具、顔料、にかわ…
本や図鑑で読んでも、人から聞いても、いまいちピンとこないかもしれません。

そんなときはこのような講座を活用して、実際に見て、触って、匂いをかいで、自分の指で混ぜて実際に描いてみると、良く理解できます。

まさに「百聞は一見に如かず」…というか「千聞は一体験に如かず」ですね!

ちなみに京都造形芸術大学は、様々な年齢の方が学んでいます。
20、30代はもちろん、70代、80代まで。
体験講座にも幅広い年齢の方が参加されていました。

いくつになっても新しいことを学ぼうという姿勢、すごく素敵だと思います!

楽しい講座、
分かりやすく教えてくださった先生方、本当にありがとうございました。



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