アートの値段について

アート探しでギャラリーを巡っています。
先日銀座のギャラリーをのぞいたところ、
提案中の案件にぴったりな絵が飾られており、意気揚々とギャラリーに足を踏み入れました。

良く見ると有名な作家さんの回顧展をやっていました。

一部の非売品を除き絵は販売しています、ということで、気になる絵の値段を聞いてみたところ、
50cm角程度の大きさで350万円

覚悟はしていましたが、かなりのお値段です。

ギャラリーの方に伺ったところ、その画家さんは近年亡くなられた方。
若いころは全く絵が売れず、肉体労働の仕事をして生活を維持しながら絵を描く日々。
徐々に知られ評価されるようになり、晩年には海外のオークションで億を超える金額で作品が落札されたこともあったんだそう。

 

ギャラリーの方いわく、
「最近お亡くなりになったので、これから作品価値があがっていきますよ。だいたい5年くらい経つと、作品価格がぐっと上がることが多いです。お買いになるなら今ですよ」とのことでした。

若干複雑な気持ちにもなりますが、確かにアート業界ではこういうことは事実としてあります。

 

ゴッホは、生きている間はほとんど作品が売れませんでしたが、死後評価されて今ではオークションで何十億円もの価値がつきます。

アートは値上がりすることがあるのです。

最近ZOZOTOWNの前澤社長がバスキアの絵をオークションで123億円で落札して話題になりましたね。
そんな大金の価値があるのか私には全く分かりませんが、実際にそのお金を出しても手に入れたいという人がいることも事実。
バスキア本人もびっくりな金額です(ちなみにバスキアは1988年に27歳で亡くなっています)

 

もちろん何億円も評価がつく画家さんは、世界でも本当に本当にまれ。
数百万円で絵が売れるのも本当にスゴイこと。

でも実際に、人気が出たり、特に海外の展示会などで評価されたりすると、作品価格が上がっていくことは事実としてあります。

 

もちろん投資的な視点を入れずに「純粋に自分が好きだなぁ」と思う絵を家に飾って楽しめることが一番です。
私もそういう視点で絵を選んでいます。それが一番幸せなこと。

 

とはいえ「若いころに買ったあの絵の画家さんが人気になって、今では作品価値が上がっている」

何十年か後に、そんなワクワクする夢を見られるのも画家が描くアート作品ならでは。
ポスターでは、絶対にそういう夢は見られませんから。

 

そんな夢のまた夢のような夢を見ながら(笑)、素敵なアート探しをするのも楽しいですよ。

 

芸術の秋はもうすぐ。今年は素敵なアートをお家に飾りませんか?
アートやインテリアコーディネート、ご相談やお申込み受け付け中です。

アートの宿板室温泉大黒屋

↑写真は4月に行った栃木県のアートの宿「大黒屋」。
この宿の社長もアートを愛し、作家さんを支援しつつアート作品を集め、結果的に宿経営でもアート投資でも成功された一人です。宿の館内にはたくさんのアートが飾られています。宿泊記事はこちら⇒「〈栃木〉アートと保養の宿「大黒屋」宿泊レポート」





東京マンションのアート&インテリアコーディネート Studio del Sol山口恵実のブログ