久しぶりの京都旅行。2020年11月にオープンしたHOTEL THE MITSUI KYOTOに宿泊してきました。
二条城のすぐそばに建つホテルです。
客室のインテリアについては前回のブログをご覧ください↓
京都HOTEL THE MITSUI KYOTOスイートルームのインテリア
今回はロビーとライブラリー、レストランのインテリアについて簡単にご紹介します。
まずはロビー。
こちらは前回ご紹介した客室と同じインテリアデザイナー、アンドレ・フー氏のデザインです。

これぞ日本のラグジュアリーホテルといった高級感のある演出で、この空間が嫌いな人はいないよね!といった王道派のインテリアです。

造作家具が美しくてディテールが気になります。
ロビーの隣には小さなライブラリースペースがあります。
こじんまりとしたスペースなのですが、この雰囲気が好きで何度か足を運びました。

床から天井までのオープン棚に囲まれ、棚にはお洒落な本がテーマ毎に並べられています。
そしてホテルらしい間接照明でしっかりと照らされています。

この「ホテルのコンセプトに合う本を、間接照明を仕込んだ棚にディスプレイする」という演出方法、最近多くのホテルで目にします。
飾っている本一冊一冊までコンセプトに合わせてこだわる…それを手に取って体験も楽しんでもらう、これが今のホテルのトレンドなのでしょう。

このように本を美しくディスプレイしているライブラリーが個人的には好きです。
「このホテルはどんな本を選んでいるのかしら?」と見て回るのはワクワクしますね!
そして気に入った本があると、調べて後日購入しています。(amazon,楽天,TSUTAYAなどで)
HOTEL THE MITSUI KYOTOのライブラリーには京都や伝統工芸をテーマにした本があり、興味深く拝見しました。
その中でも特にいいなぁと思った2冊を後日購入しました。
素敵な本なので紹介しますね。
琳派の絵師である俵屋宗達をテーマにした「Sotatsu」。
今回の京都旅行では俵屋宗達の風神雷神図屏風(国宝)も見てきましたが、本物の迫力は卓越していました。宗達大好き!
こちらの本、表紙が可愛いです↓

そしてもう一冊は源氏物語の解説本「The Tale of Genji」
絵が綺麗で、眺めているだけで楽しい本です。

どちらも本の中身を楽しめることはもちろん、本自体が美しいので飾って楽しめます。
今「Sotatsu」は自宅の書斎に、「The Tale of Genji」はリビングに飾っています。
話をホテルに戻しますね。
こちらはロビーからイタリアレストランFORNIに向かうアプローチ。
千本鳥居で有名な伏見稲荷大社の参道のような空間でした。綺麗ですね。

レストランFORNIの入り口付近の壁面には、たくさんの豆皿を張り付けたアートがありました。
まるで竜の鱗のような迫力。

夜、朝ともにこちらのレストランでいただきましたが、雰囲気も良く美味しかったです。
朝は和食をチョイス。和食でしたが焼き立てのクロワッサン(このレストランの名物)もいただけました。美味しかったです。

今旬の和のラグジュアリーが詰まったHOTEL THE MITSUI KYOTO。
感性が刺激される良い旅でした。
今回の京都旅行では、もう一つ話題の新ホテルにも行きました。
そのホテルについても、追々ブログでご紹介したいと思います。