私が大好きなVOGUEの特集で、女優、モデル、デザイナーなどのセレブの家紹介があります。
VOGUE OPEN DOOR
という特集なのですが、数分の動画でセレブが自分の家を紹介し、こだわりについて語ってくれます。(VOGUE OPEN DOORより)
ニューヨークやビバリーヒルズの一等地
数億円~数十億円もかけた豪邸
豪邸であることは事実なのですが、動画を見るたびに感銘を受けるポイントが2つあります。
1. こだわりと個性あふれるインテリア
2. 家具・小物・アートの全てに語るべきストーリーがある
こだわりと個性あふれるインテリア
動画を見るとその個性に驚きます。
特に感銘を受けたのが、ヴィクシーモデル:リリー・オルドリッジのヴィンテージな家
(VOGUE OPEN DOORより)
俳優:ジェシー・タイラー・ファーガソンのスパニッシュ風の家
(VOGUE OPEN DOORより)
デザイナー:マイケル・コースの徹底したモノトーンの家
(VOGUE OPEN DOORより)
皆豪邸なのだけれど、一つとして同じものはない。
その人らしさ、その人のスタイルが全面に現れた唯一無二のお家なんです。
家具・小物・アートの全てに語るべきストーリーがある
動画ではセレブが自分の家の中を紹介していくわけですが、様々なものを指さして興奮気味に語ります。
自分がこの椅子をどれだけ愛しているか。
なぜこの壺をここに置いているのか。
このアートの何がそんなに気に入っているのか。
セレブだからと言って、全てが高価なものばかりではないんです。

それよりも、思い出深いもの、こだわりぬいたものを置いてます。
”全てのものに語るべきストーリーがある”
動画は数分で終わりますが、
「家やインテリアについてもっと話して」とお願いしたら、だぶん半日ぐらい話し続けることができるんじゃないかってぐらい、インテリアにこだわっていて、自分の家が大好きです。
自分のスタイルとこだわりを尽くしたインテリアはセレブでなくても可能です。
「◎このソファは中古ショップで買って生地を張り替えたの」
「◎クッションの柄が個性的でしょ?」
「◎この小物は旅行で買ったんだ」
そういうポジティブな気持ちに囲まれたお部屋に暮らしている人と、
「▲セールだったから、このソファにした」
「▲良く分かんないから、適当に選んだ」
「▲失敗が怖いから、無難なの選んだ」
そういう消極的な選び方をしたインテリアに囲まれている人って、気持ちの持ちようも人生の前向きさも、全然違うと思います。
いかに自分の家に『こだわり』と『愛着』と『誇り』を持てるか、それってすごく重要なことです。
ちなみに私は賃貸マンション暮らしですし、ハリウッドセレブと比較したら、彼らのトイレのサイズくらいの家に住んでいますが、セレブに負けないくらい自分の家のことを語れます!
(VOGUE OPEN DOORより)
家中を笑顔で紹介するセレブたちを見ながら、
この人たちは「お金があるからこういう家に住めている」んじゃなくて、自分のスタイルやこだわりを持っているから、その道で成功できて、結果としてこういう家に住めてるんだろうなって思います。
たぶんこういう人は、お金がなくても家が狭くても、自分スタイルの家を創り上げてしまうのでしょう。
VOGUE のセレブの家紹介、ワクワクとても面白いのでぜひご覧になってみてください。
「豪邸過ぎて自分にはマネできない」という悲観的な見方ではなく、
「この人はどんなところにこだわっているのか?」「どんなスタイルなのか?」そんなポジティブな視点でぜひチェックしてみてください。