オフィス内装工事が完了しましたー!

スタートアップのオフィス案件、内装工事が完了して徐々に形が出来上がってきました。
オフィス案件

今回作っているスペースは複数の企業の方がディスカッションをしたり、プロジェクトをしたり、新しい創造を起こすための場所。
最近新聞でも目にする「オープンイノベーション」の場として活用される予定です。

クライアントであるスタートアップ企業の代表は私と同じ年齢。
このオフィスの取り組みに力を入れていきたいとのこと。
私も手に力が入ります。

 

内装工事前、まだパーテーションの壁だけが立った状態です。   オフィス案件

壁紙の張り替え、天井照明の設置、扉の変更を実施しました。オフィス案件

天井は全て変えるとかなりコストがかかるため、既存天井を生かして新規で照明レールをつけ、スポットライトを取り付けました。
蛍光灯も真っ白から電球色の蛍光灯に変更。これだけで「寒々としたオフィス感」が和らぎますね

 

オフィスに入って、真っ先に目に入るメイン壁には幾何学模様の壁紙を設置。オフィス案件

 

真っ赤な椅子と幾何学模様の壁紙のコントラストが、インパクトあるでしょう?メイン壁

赤と黒がクライアント企業のコーポレートカラーです。

 

人間もそうだし、オフィスも、家もそうですが「第一印象」はものすごく重要です。
足を踏み入れた瞬間に見える景色。
その瞬間でオフィス、すなわちその会社のイメージがほぼ決まります。

会社の象徴となるスペースですから、「メイン壁」のところにプリンターを置いたり、ゴミ箱を置いたり、ごちゃごちゃした資料が山積みになった机を置くのは絶対にNGです。

私はクライアント企業の活動、事業戦略やメンバーを考えた時に、どうしてもメイン壁に「幾何学模様」を取り入れたいと思っていました。
なぜか…?幾何学模様には「難しい課題を解決して、創造的なことを産み出すクリエイティブなイメージ」があると思ったからです。

今後この壁が背景となって、セミナーをしたり、イベントをしたり、HP写真を撮ったり。
クライアントの事業戦略をサポートしてくれる壁になることでしょう。
(もちろん写真映えすることも意識しています!)

オフィス案件

今週末に造作家具が設置されます。
テーブルやカウンター、ファミレス席コーナーなどができて、よりオフィスらしくなる予定です。

そして2月上旬にアートが入り、いよいよ完成です。

(造作カウンターが入る予定↓)
オフィス案件

オフィス造りは大掛かりに実施するとものすごくコストがかかります。
スタートアップ企業ですから、GoogleやIBM、ソフトバンクのように何千万円、何億円、何十億円もオフィスにかけられません。

コストをできる限り抑えつつ、最大限かっこよく使いやすく創造性にあふれた空間を創り上げるにはどうしたらよいか?
会社の事業戦略を表現できるオフィスにするにはどうしたらよいのか?

今回は天井を大きく変えたり、床を全面張り替えたりせずに、壁紙や家具で工夫しています。
今後クライアント企業が成長して、将来的により広い場所に移動したとしても、家具や照明を引き継げるように意識しています。

「今」だけでない、「将来」を見据えた設計デザイン。オフィス案件

かなりかっこいい空間になってきたのではないでしょうか。完成がとても楽しみです!

インテリアデザイナー山口恵実
Art & Interior Design, Studio del Sol
外資経営コンサルタントからインテリアデザインの世界へ。アートやインテリアの楽しさと奥深さに気がついてから人生が変わりました。
2022年ロンドンへ留学。Interior Design School, Professional Development Course卒。
東京都内に築37年のマンションを自邸用にリノベーション。自邸インテリアをinstagramで発信中
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