椅子やソファは「どんな張地を選ぶか」で見た目が大きく変わります。
同じメーカーの同じ椅子でも、張地によって全く別のメーカーに見えるぐらい張地の効果は絶大です。
それなりの家具メーカーであれば(特に高級なメーカーになるほど)様々な種類の張地を用意しており、好みの生地を組み合わせてカスタマイズすることができます。
またブランドによっては、気に入った生地を持ち込んでそれを張ってもらうこともできます。
(たいてい持ち込みの方がお金がかかります)
今日は弊社の過去の事例で、張地にこだわったチェアをご紹介します。
同じ椅子でも「張地でこんなに印象が変わるんだ!」ということを実感していただけたらと思います。
ぜひ「お気に入りの張地の椅子」をインテリアに取り入れてみてください。
寝室のパーソナルチェア

新築戸建ての奥様寝室用に選んだパーソナルチェア。
カーテンに合わせて、エレガントなイギリスのハイエンドテキスタイルブランドROMOの生地を指定して張っていただきました。立体感があって、触ると気持ちが良い生地です。

↓写真左はショールームの展示品。シンプルなピンクのベロア生地でした。
ROMOの生地を張ることで、さらに高級感と個性を感じられる1脚になりました。
マゼンダのダイニングチェア

壁に飾った絵の色に合わせて、ダイニングチェアをマゼンダ色にした事例です。
この色は、既製品ではまず見かけないですね!
外側はマゼンダ、内側はグレージュ、パイピング(縁取り)は濃ブラウンで張り分けています。
↓写真左はショールームに展示されていた同様のチェア。落ち着いたベージュ&グレーの組み合わせでした。
張地を変えたことで、お客様らしい特別な1脚になりました
Art Decoのダイニングチェア

「Art Deco(アールデコ)」がテーマのこちらのダイニング。
椅子の張地にはシャンパンゴールドの幾何学模様の生地を選びました。

↓写真はショールームで張地選びをしたときの写真です。何種類もの生地を合わせて比較して決定しました。
最終的にお客様も私も気に入ったのが上の生地。
上品で美しい生地ですが、残念ながら去年廃盤になってしまいました。
大人の男性がくつろぐラウンジチェア

40代男性のホームオフィスには、ゆったり座れるラウンジチェアとオットマンをご提案しました。
内側はブルーの張地、背面は青みがかったレザー、パイピング(縁取り)は濃紺を選びました。
壁に飾ったアートやラグ、カーテン、ベッドカバーと色バランスを合わせて選んでいます。

↓写真右はAlfrexのHPからお借りした同じチェア。全く違う椅子に見えますね!
いかがでしたか?
どのような張地を選ぶかで、椅子の印象が全く変わってきます。
変幻自在に自分スタイルを叶えることができるのです。
だから私は張地選びが大好きです。
今まで無難に黒・ベージュ・グレーなどの生地を選んでいた方も、自分スタイルの張地にぜひチャレンジしてみてください。
椅子ならトライしやすいですから、ぜひ。
1脚の椅子に、愛着が湧くと思いますよ!