子供部屋のカーテンとカーテンバランスについて

リピーターのお客様より「客室&子供部屋のカーテンをお願いしたい」とご依頼をいただきました。

引越前のお家から持ってきた丈の合わないカーテンをつけていましたが、「そろそろ整えたい」とのこと。

今は客室として、将来ご家族が増えたら子供部屋としてお使いになるお部屋です。
そのため子供っぽくなり過ぎずエレガントに、お子様が男の子/女の子どちらでも展開できるニュートラルな色、デザインを選びました。

選んだカーテン生地はこちらです↓
アイボリーx黄色のストライプに、円形の刺繍が入ったレースを選びました。

子供部屋カーテン実例

ウォッシャブル生地ですので、万が一お子様が汚してしまった、という時も洗っていただけます。

カーテン上部にはバランス(上飾り)を付けます。

バランスとはこのようにカーテンの上部を覆うものです。

カーテンバランス事例

ヨーロッパの古城やクラシックなホテル、結婚式場などで豪華な上飾りがついたカーテンをご覧になったことがあると思います。
上飾りには装飾性はもちろん、カーテン上部からの光漏れや冷気漏れを防ぐ…という機能もあります。




世田谷区戸建のダイニングにはストレートバランスを付けました。高さは15cmとシンプルですが、あるだけで空間がグレードアップされます。コンテンポラリーな照明とも良く似合います。

カーテンバランス事例


先日納品した港区のマンションでは、紺色にピンクのラインを効かせた上飾りをつけました↓

オーダーカーテン 東京のアート&インテリアコーディネート事例

幅広の大きなリビングの窓には、フロントレーススタイルに細めの上飾りを合わせました↓

東京アート&インテリアコーディネート事例, インテリアコーディネーター山口恵実


カーテンバランス(上飾り)には既製品はなく、一つ一つ窓に合わせてデザインします。
取り外しも可能ですので、デザイン的にも冒険ができる部分です。

とはいえ、私は比較的シンプルなデザインをご提案することが多いです。

モダンでコンテンポラリーなインテリアを望むお客様が多いことと、
天井が低く、梁や柱が出がちな日本のマンションの場合、あまりに重厚感がある上飾りよりも、シンプルですっきりしたデザインが似合うと思うからです。

西洋のようなクラシカルで豪華なカーテンバランスをつけるのであれば、それ相応の天井高や壁の厚み、左右対称の空間構成や家具のコーディネートが必要です。
お城のような豪華なカーテンバランスのすぐ横に、堂々とエアコンがついていたら興ざめしてしまいますよね。
空間に合わない格やボリュームのものをつけると、ちぐはぐな印象になってしまいますので注意が必要です。



あくまで空間のプロポーションや空間全体のバランスを考えてデザインすることが大切。
…という視点は、カーテンだけでなく、インテリアの全てのエレメントについて当てはまります。

インテリアコーディネーター山口恵実
Art & Interior Design, Studio del Sol
外資経営コンサルタントからインテリアデザインの世界へ。日本の住宅は殺風景で無個性なインテリアが多いです。もっと多くの人にインテリアの楽しさを知ってほしい、もっと自分のスタイルに挑戦してほしいと心から思っています。
Blogでは辛口な視点も加えつつ、インテリアのあれこれや事例の解説を行っています。
インテリア、奥が深くて面白いですよ。

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