先週インドに行ってきました。
前回に引き続き今回もインドネタです。
(弾丸インド旅で何してきたの?についてはこちらの記事をご覧ください⇒【初インド旅】デザイン・色彩…インドの美しさに目が覚めた3日間のハイライト)
海外に行く楽しさは、現地の文化・歴史・食事はもちろん、現地の人々の色使いやデザインを間近で見て触れて体験できること。
気候も宗教も歴史も日本と違うので、人々の美的感覚や色彩感覚が日本と全然違うのです。
そんな違いを学べるのは、とても楽しいし刺激になります。
さて、今日はインドの”色彩”についてご紹介したいと思います。
3泊5日短期間の旅でしたが「日本と色彩感覚が全然違う」面白い気づきが一杯ありました。
海外で目にすることが多い色って何色だと思いますか?
国によって異なりますが、たいてい「国旗の色」を目にすることが多いです。
国旗ってその国を象徴していますよね!
例えば、去年スペインに行ったとき、セビリアの闘牛場はまさにスペイン国旗の色でした。
トマトやパプリカが多いので、料理も必然的に赤・黄色が多かったです。
国旗色はスペインのいたるところで目にしました。
インドはどうでしょうか?
まさにこの配色、至るところで目にしましたよ!
インドに来て思ったのは
「色の彩度が高い(ビビッドカラーが多い)」そして
「反対色を組み合わせるのが上手」ということ。
カラーの勉強をされている方は詳しいと思いますが、色には近似色と補色があります。
『近似色』は似ている色の組み合わせ…例えば、赤・オレンジ・黄色など。
『補色』は反対の色。例えば赤と緑など。
補色を組み合わせると、キャッチ―で目立つカラフル配色になります。(クリスマスツリーの赤・緑がまさにそれ)
インドでは、補色や反対色の組み合わせが多く、さらに彩度が高い色が多いので(例.くすんだ赤より、パキっと明るい赤)、「メリハリがあってカラフルな国だな」という印象でした。
撮ってきた写真をいくつかお見せしますね!
インドで良く走っているリキシャ。
私は大好きだけれど、日本ではあまり見ない色の組み合わせです。黄&緑&紫…目立ちます。
インドはとにかくバスやトラックが派手です。
こんなに可愛くデコレーションしたトラックも。
駅前で売っているお菓子も、反対色のカラフルパッケージ。
デリーからアグラ(タージマハル)に向かう途中で立ち寄ったスターバックス。
こんな派手なスタバ見たことない!!
スタバに隣接したフードコートの天井。
赤・青・黄のカラフルデコレーションでお祭り会場のよう。
フードコートのテーブルと椅子が可愛かったのでパチリ。
ブルーの椅子に黄色の天板。
テキスタイル店のおしゃれな展示↓
赤とグリーンの対比が効果的。
まさにインドはビビッド&カラフルカラーの宝庫でした。
最後は、最も色使いが美しい女性のサリー姿の写真。
中心右の女性のサリーの着こなしがとっても素敵!
黄色にブルーの差し色。
そして男の子のセーターもおしゃれ~☆ インドの方は蛍光ピンクを良く身に着けていました。
インドの女性は、色の組み合わせ方がすっごいおしゃれで上手!
土色の壁と床…大気汚染で汚れた空気の中でも、美しいサリーが目を引きます。
サリー姿は絵になりますね…。美しい。
いかがでしたか?
たった3日間、デリー、アグラ、ジャイプールの3都市しか行けませんでしたが、色彩にあふれた鮮やかな国だということが分かりますね!!
ただし日本人の私たちには、ちょっと派手過ぎる?
インテリアに取り入れるには難しいかしら…?
日本人はシンプル好きな人が多いから、インド流色使いは難易度高いかもしれませんね。
でも大丈夫、次回はインドで見つけた”絶妙で淡い色使い”、子供部屋のコーディネートに参考になりそうな、可愛らしい色彩についてご紹介したいと思います。
たぶんそっちのほうが日本のインテリアには取り入れやすいかなーと思います。
次回もお楽しみに!!