今日は1月にロンドンで訪れたショールームについてのご紹介。
そのショールームは、あの超有名な建築家ザハ・ハディドがデザインしたもの。
東京オリンピックの新国立競技場の設計コンペで優勝したザハ・ハディド。
カブトガニのような斬新なデザインが記憶に新しい方もいらっしゃることでしょう。
(新国立競技場HPより)
あまりに奇抜でお金がかかり過ぎる!技術的にも不可能!と、提案しても実現されないことが多く、建築界では「アンビルドの女王」と長年呼ばれ続けてきました。
ザハ・ハディドの国立競技場、個人的にはとっても見たかったけれどなぁ(T_T)
そんなザハ・ハディドが内装デザインした英ロカ社のショールームに1月行ってきました。
Roca London Gallery
ロカ社は日本のTOTOやLIXILのように、トイレ・洗面・バスタブなどの住宅設備を扱う会社です。
こちらがショールームの内部です。
ご覧ください、このすごい曲線空間!
あれ、ディズニーランドのスペースマウンテンに乗りに来たんだっけ!?(笑)
↓この白い椅子はヴェルナー・パントンがデザインした名作パントンチェア。日本でも普通に売られています。
この空間にぴったり。まるでここのためにデザインしたかのよう。
直線が一切見当たりません。
タイルまで曲線仕上げ。職人泣かせだな…
何から何まで曲線。
まるで重力がなくなったようだ。
さすがザハ・ワールド。
もちろんショールームなのでロカ社の住宅設備…トイレ、洗面なども展示してあるのですが、いかんせん空間がすご過ぎて展示品の存在感が薄い(笑)
洞窟のような空間にトイレも展示されます。
Roca London Galleryの内装は水が勢いで地表を削ってできる谷や洞窟をイメージしているそうです。
ロカ社の製品である洗面やトイレは水を使いますから、そのイメージなのでしょう。
これを内装デザイン、建築で実現するなんて…すごい!!
圧倒されるデザインでした。
よろしければぜひRoca London Galleryの紹介動画(1分30秒)をご覧になってみてください。
水の流れx内装デザインを上手く表現しています(※音が出るので要注意)↓