ホテル エスパーニャ ランブラス
繁華街ランブラス通りに隣接しており、ボケリア市場から徒歩1分ほどの好立地。
独特な世界観のかっこいいホテルでした。
76㎡のスイートルームに4泊しました。
スイートルームとはいえ、1泊あたり約7万円で、同じヨーロッパのロンドン、パリ、ヴェネツィアなどの都市に比べると1/2~1/3くらいの値段で宿泊できます。
インテリアもとても興味深かったです。
客室の照明や壁材使いが素敵でしたのでご紹介します。
ベッドルーム

サイドテーブル上の白いペンダントライトに注目してください。
普通のスタンドライトよりもモダンな印象ですね!この照明があるかないかで雰囲気が全然違います。
ベッド上の天井照明が夜になるとプラネタリウムのようでした。
ベッドの脇におかれたサイドボードは『焼杉』のような和のイメージ。
お部屋の雰囲気にピッタリ。
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リビングスペース

日本のマンションでも好まれそうなデザインですね。
ややハードでモダンな雰囲気をMAGISの籐の椅子が和らげています。
リビングの一部にデスクスペースがあります。
リビングと壁・床を変えることで上手くゾーン分けしています。
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バスルーム

トイレとシャワールームの壁&床は人気のヘキサゴンタイル。
このシャワールームは快適でした。

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トイレがもう一箇所ありまして、そこはグレーの壁紙が張られていました。
日本のマンションにありそうな雰囲気。
このトイレはトイレットペーパーの位置が後ろ過ぎて使いにくかったです。
ぐいっと腰を曲げて手を伸ばさなければならず、毎回ストレッチしてる感じ。
スペインではペーパーホルダーが微妙な位置につけられていることが多かったです。
上過ぎたり後ろ過ぎたり。
なぜそこにこだわらない!スペイン人よ。
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ホテルのバー
ホテルには2箇所のバーがあります。1階のBarとルーフトップバー。
バーカウンターにあるチェアは佐藤オオキがデザインしたribbonスツール。
かっこいいですね~!!バーの雰囲気にすごく合っています。
佐藤オオキは日本を代表するデザイナーです。
このスツールの開発にまつわる話は「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されています。
興味ある方はNHKオンデマンドでご覧になってみてください!
世界をもっと、心地よく デザイナー・佐藤オオキ
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シンプルな外観からは想像できないほど、デザイン性の高い素敵なホテルでした。
アクセスも良くおすすめです。
なおホテルが隣接するランブラス通りや周辺の細路地は、夜遅くになると怪しげな人がうろうろしています。
スリやひったくり、売春なども多いようですのでお気を付けください☆