2週間のスペイン旅。
マドリードから列車で南下してセビリアにやってきました。
セビリアはスペイン南部のアンダルシア州の州都です。
フラメンコの本場として有名で、大航海時代の拠点となったスペインの黄金時代を象徴する街です。
カテドラル(大聖堂)にはコロンブスのお墓があります。
セビリアではこの旅で一番楽しみにしていたホテルに3泊します。
『Hotel Alfonso XIII(ホテルアルフォンソ13世)』
大聖堂やアルカサル等、セビリアの観光名所から歩いて2分くらいの便利な立地にあります。

南スペインは歴史的にイスラムの影響を強く受けています。
ホテルアルフォンソ13世の内装は、イスラム教とキリスト教の建築様式が融合した「ムデハル様式」
エキゾチックなインテリアに心奪われました。
↓ロビーの様子。大理石の列柱に木彫り、タイルや絵画の装飾など。装飾過多ともいえる豪華さに圧倒されます。
ロビー奥のカフェスペースはイスラム的な壁・床のタイルにシャンデリア。
そしてターコイズブルーのチェアが効いています。

廊下にもイスラム情緒あふれる幾何学模様のカーペットと壁タイル。
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客室のインテリアもとても素敵でした。
泊まったのは一泊約8万円のお部屋。
まるで獅子舞のような(!?)大きなヘッドボードがフォーカルポイント。
高さ2m近くあるヘッドボードは、レザーにスタッズがついたデザインです。超おしゃれですね。
いつかこんなヘッドボード作ってみたいです。

カーテンは上部に大きなバランス(上飾り)がついたデザインです。
パイピンクの回し方や、カーテン生地に濃いアクセント地を入れる方法など参考になりますね。メモメモ…

カーテンタッセルはレザー。
セビリアと言えば、フラメンコと馬車が有名です。
お部屋には馬の写真アートなど、馬を連想させるものがたくさんありました。
このレザーのタッセルも馬具をイメージして作られているのでしょう。
部屋のメイン照明は大きなシャンデリア。
天井高290cmあるので、これだけ大きなシャンデリアが映えますね。
日本のマンションは天井高240~250cmが多く、梁が出ていると高200mmくらいになるので、こういうシャンデリアが難しいのですよね…。うらやましい限り。

首都マドリードは肌寒い気温でしたが、セビリアはとっても暑いです。
4月下旬でも30度近くになり、日差しが痛いほど。
明日はカテドラル(大聖堂)やアルカサルに行って、セビリアの歴史に触れてきたいと思います!