「アートを飾りたい」「おしゃれな部屋にしたい」
そんな風に思っている方に一番お勧めしたいのが「ソファ裏にアートを飾ること」
ソファ裏は最もアートが映えて空間が劇的に変わる場所の一つです。
少し勉強チックになりますが、インテリアの重要なルールの一つが「フォーカルポイントを作ること」です。
フォーカルポイントは最も視線が集まる「見せ場」のこと。
例えば和室ですと床の間がフォーカルポイントにあたります。床の間に掛け軸・華を飾り、亭主の個性を表現して客を歓迎するのです。
西洋の場合は暖炉がフォーカルポイントになることが多いです。リビングの中心には必ず暖炉があり、その上に大きな鏡やアートを飾ります。
意識が集中する「見せ場」をつくる。
現代のリビングではソファを部屋の一番良い場所に配置することが多いと思いますので、ソファの背景となる壁を彩ることで、立派なフォーカルポイントとして機能させることができます。
そのための方法が「アート」を飾ることです。
今日は弊社の導入事例でソファ裏のアートの飾り方をご紹介します。
ソファやアートのサイズも載せていますので、ぜひご自宅にアートを飾る際の参考になさってみてください。
幅186cmソファの後ろに84x60cmの横長アート

都内のセカンドハウス兼オフィスの事例です。
応接間のソファ裏にアートを一点飾りました。
このようなシンプルな飾り方をする場合、
・絵は横長サイズ
・ソファの中心とアートの中心を揃える
ことが重要です。
この空間ではソファの左右にランプを置いて、左右対称を強調するデザインにしました。
幅210cmソファの後ろに92×76の横長アート


都内オフィスのオープンスペースの事例です。
幅210cmのソファの背景に92x76cmの大きなアートを1点飾りました。
天井のスポットライトがアートに当たるように調整しています。
シンプルですが、とてもかっこいいソファ周りになりました。
2人掛けソファに横長アート+小アート

こちらは私の自宅です。
幅170cmソファの背景に幅105x高80cmの大きな絵を飾っています。
フォーカルポイントとして見栄えのするサイズです。
さらに左右や上部にもアートを飾り、壁面をアートで埋め尽くして個性を表現しています。
小アートx3点

都内高層マンションでは、ソファの後ろに同シリーズの作品を3点りました。
良く見ると壁に段差があります。このため横長の大きな作品は飾れませんでした。
小さな作品を複数並べることで、段差を気にせずに飾ることができます。
このようにアートを3点飾る場合は、絵を等間隔で並べ、中心の絵とソファの中心線を揃えます。
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今日は比較的シンプルな飾り方をご紹介しましたが、アートの飾り方には作法やルールはありませんので、自由な発想で飾っていただいて大丈夫です。
ポイントとしては、「ソファと中心線を揃えること」
そして「勇気を出して大きなアートを飾ってみること」
ついつい勇気がでなくて、小さなアートを飾りがちかと思います。
大きなアートの方が断然見栄えがしますので、ぜひ勇気をもって飾って素敵なフォーカルポイントを作ってみてください。
今回ご紹介した事例には、ソファのサイズとアートのサイズを載せていますのでぜひ参考になさってみてくださいね。
※弊社はアートコーディネートも実施しておりますので、アートを飾ってみたい、家に合う絵を選んでほしいという方はぜひご相談ください。