HPをご覧頂いてコーディネートのお問い合わせくださったお客様と先日初回打ち合わせをしました。
事例をご覧いただきながらインテリアのプロセスをご説明したところ、お客様より質問がありました。
「Studio del Solのインテリアは何風というのでしょうか?」
質問の回答は
「エクレクティックスタイル(折衷スタイル)」です。
エクレクティックスタイルとは、
様々な国や時代、スタイルを組み合わせた”混ぜこぜスタイル”です。
特にインテリアの聖地イギリスでは、何年も前からこのスタイルが主流になっています。
型に縛られたインテリアではなく、様々なものを組み合わせて(たまに冒険や失敗もしながら!)、その人ならではの個性あふれるデザインを追求していくスタイルです。
例えばこちらは私の自宅リビングですが、いろいろ混ざっています。
一般的な○○風とは言えないですよね。
日本ヴィンテージの古い家具
フランスのメタルのシャンデリア
イギリスの鉄のソファテーブル
ミッドセンチュリーのチェア
北欧のヴィンテージチェア
書アートや茶器を飾ったり。
年代も国も多岐にわたります。
でもこれがインテリアとしてまとまっているのは、プロとして様々なテクニックを入れているからです。
下手するとただのごちゃごちゃになりかねない危険性もはらんでいます。
このような型にはまらない自分らしいインテリアを実現できるのがエクレクティックスタイルです。
何となくこの家には、こんな人が住んでいそう…そういうイメージが湧きますよね。
ちなみに右が私の写真ですが、確かにこの家に住んでそうな人です(笑)↓
家は住む人の「個性」や「生き方」を反映するもの。
それを実現する手段の一つがエクレクティックスタイルです。
日本の多くの建築家やインテリアコーディネーターは
「モダン」や「北欧スタイル」など、わりと木材や直線の多いシンプルでミニマルなインテリアを得意としている方が多いと思います。
シンプルはいいのですが、どのような方が住んでいるのか個性が分かりにくいインテリアが多い気がします。
それはとてももったいない。
上質感や居心地の良さも追求しながら、住む人の個性を表現すること。
今年は「エクレクティックスタイル」をさらに高みに持っていけるように、研鑽を積みたいと思います。
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