前回に引き続き都内マンションの内装工事をご紹介します。
ご新居のアート&インテリアコーディネートのご依頼をいただき、寝室・玄関・洗面室の内装工事を行いました。
美しい新築マンションですが、手を加えてお客様のスタイル溢れる空間を創り上げています。
今日は玄関の内装工事のご紹介。
壁紙を張り替えアートを飾り、
柱にはタイルを貼り、手すりを取付け、全身特注ミラーを設置しました。
住みながらの一日の内装工事でしたが
玄関が広々とおしゃれになり機能性も格段にUP。
今日は内装工事がどのように行われたのか、写真をご覧いただきながら説明したいと思います。
玄関を格上げする内装工事(一日の工事)
【Before】
玄関入って正面は一般的な白いビニールクロスの壁でした。
この壁にはコンソールを置いてアートを飾りたいというご要望でした。
靴箱横の柱も白いビニールクロス。少し殺風景な印象です。
柱にタイルを貼り、手を置けるように「手すり」をつけたいというご要望でした。
【工事の流れ】
まず柱の施工から始めて行きます。
「手すり」を取り付ける位置を決め、壁に下地をいれる工事を行います。
今回取り付ける「手すり」は少しカーブのあるデザインを選びました。
東京にはドアノブ、手すり、取っ手…それらを専門に扱っているメーカーのショールームがいくつかあります。
こういった一つ一つのアイテムも空間に馴染むようにこだわって選ぶと全体の完成度があがります。
さて、それでは柱にタイルを貼っていきます。
まずタイル用の特殊な糊をつけていき…
糊が乾く前にタイルを一枚一枚職人さんが手作業で貼っていきます。
タイルの間隔を測りながら、必要に応じてタイルをカットしながら…とても根気と集中力がいる作業です。
正面の壁ではクロスの張り替えも行いました。
壁に少し色が入るだけでぐっと上質な雰囲気になりますね!
タイルを貼り終わったら、タイルとタイルの間の溝に「目地」を入れていきます。
目地材には最近はいろんな色がありますが、今回選んだのは白。
職人さんはいとも簡単そうに目地材を溝に塗り込んでいきますが、私がやってみても全然上手くぬれません。。
目地を埋めてきれいに拭きとり、乾かします。
わぉー素敵!!(^^♪
絵の雰囲気もぴったりです。
この絵はイギリス人女性作家の作品。
「お客様の空間に絶対に合う!」と思いご提案したところ、気に入っていただきギャラリーでご購入いただきました。
グレーの壁紙に絵が映えますね。
白いタイルや黒い手すりとも雰囲気がぴったり。
左側の壁には床から天井までの特注ミラーを取り付けました。
身だしなみチェックができますし、空間が映り込んで広々感じられます。
毎日家に帰ってきたときに、この玄関が迎えてくれたら嬉しいですね☆
新築マンションですが内装工事でひと手間加えて、空間の質も機能もグッとアップしました。
少しマリンを感じる世界観。
主寝室のデザインともつながります。
お客様の個性があふれる空間。
まさに『ストーリーのある空間』
次回は洗面室のプチリフォームについてご紹介します^^
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