リピーターのお客様からのご依頼です。
リビング&寝室のコーディネートを進めています。
今回は家ではなく”海に浮かぶあるもの”の内装デザイン。
気の置けない仲間と集まり、夏の海を楽しむ時間。
カラフルで気分があがる、シャンパンが美味しい!
そんな空間をイメージしながら、室内のファブリック(クッション、ベッドカバー、ベッドスロー)を選定しています。
このカラフルな生地はイギリスのブランド。
「Summer! Party Time!」という感じがしませんか?^^
生地を見た途端に「おぉ、イメージにぴったり!!」ずきゅーんとなってしまいました。
派手に見えますが、少しくすみがかっています。
そして上品な光沢があります。手触りも最高。
大人の男性・女性どちらにも合う生地です。
白・ベージュのシンプルな空間に、このクッションを置いたらとても映えるでしょう。
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ヨーロッパはアウトドア用ファブリックが豊富
生地候補を探す中で、様々なブランドのアウトドア用生地もチェックしました。
ヨーロッパのブランドは色鮮やか・デザインも豊か。
撥水タイプの生地もあります。
フランスELITISは発色がすごくキレイ。質感もVery Good。
すごく可愛い♡
…ただお値段は可愛くないです。これでクッションを作ると一つ4万円くらい。
英国デザイナーによるジム・トンプソンのカジュアルラインNo.9 THOMPSONは遠目でも映えるパキっとした色彩の生地がたくさんありました。
やはり欧米にはアウトドア用のおしゃれな家具やインテリアグッズが充実していますね。
ただアウトドア用とはいえ、あくまで基準はその国(フランス、イギリス,etc.)の気候。
日本の気候…冬は寒くて乾燥、夏は高温多湿で雨が多い…の環境の中で、外でガンガン使ってOKかというと微妙ですね。
てかすぐダメになりますね(^_^;)
使う時だけ外に出して、使わなくなったら室内にしまうのが安心です。
ちなみに日本で主流なアウトドア用生地(椅子張地、クッション等)は、アメリカsunbrella(サンブレラ)社のものです。
sunbrellaはヨットの帆にも使われており対候性や撥水性が高い生地。
ホテルのプールサイドのパラソルなどにも良く使われています。
おしゃれなインテリアショップでアウトドア用のクッションがあるとたいていsunbrellaの生地であることが多いです。
sunbrellaは色は豊富ですが、デザイン性はそれほど高くないので「デザイン重視で選びたい」という場合はやっぱりヨーロッパのブランドがおすすめですね。
5月の東京は今が一番(てか1年で唯一)アウトドアで過ごすのに向いている時期。
こういう時期に外にパーッと出かけられないのは残念ですが、もう少しの辛抱です。
早くCOVID-19が落ち着いてアウトドアを楽しめますように。
そしてイギリスから素敵な生地が無事に届きますように^^
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